インドの自動車メーカーMahindraの電気自動車市場での成長戦略

インドの自動車大手Mahindra & Mahindra（M&M）は、現在の月間販売台数が4,000～5,000台から、今会計年度末には月間7,000台の電気自動車（EV）を販売することを見込んでいます。同社の幹部はこれを明らかにしました。
最新のEVモデルXEV 9Sを市場に投入したことで、2027年～2028年には販売台数の約25%を電気車が占めることを目指しています。

Rajesh Jejurikar氏（自動車及び農業部門のエグゼクティブディレクター兼CEO）によれば、M&Mはインフラ拡充にも取り組んでおり、2027年までに約1,000ヵ所の充電ポイントを設置する計画です。また、輸出に関しては慎重な戦略を進めていきます。
電動スリーホイーラービジネスよりもSUVラインナップのほうが電池の末命問題に早く直面する見込みであり、バッテリーリサイクルの解決策を研究中です。供給チェーンについてもリスク軽減策を施すことで、M&Mは生産連動奨励金（PLI）スキームに合致するすべての製品を確保しようとしています。
XEV 9Sの車両価格は19.95 lakhルピーから29.45 lakhルピー（該当地域の税抜き価格）で設定されています。

出典 : https://auto.economictimes.indiatimes.com/news/passenger-vehicle/mahindra-aims-for-7000-monthly-electric-vehicle-sales-by-fiscal-year-end/125616128