インドのエドテック大手BYJU’S、法的な難局に直面

インドのエドテック業界をリードしていた企業BYJU’Sが、最近、深刻な資金難と業務の縮小に悩まされています。
過去数年にわたり引き起こされたこれらの問題は、米国に本拠を置く貸し手による法的闘争へと発展しました。
BYJU’Sは、貸し手から$533 Mnを隠しているとの訴えを受け、さらにデラウェア州の連邦裁判所で、子会社から不正に$700,000を移動させたとして訴えられています。

会社は訴訟で、資金を別の教育技術会社であるWhitehat Education Technologyに違法に移転させたと非難されています。
これは米国の貸し手が、支払いを待っている中で発生しています。
なお、BYJU’Sの米国の子会社4社は破産手続きを行っており、米国のルールによれば、裁判官の承認なしに資金を移動することはできません。

BYJU’Sの親会社であるThink & Learn Private Limitedは、2021年11月の信用契約を通じて取得したTerm Loan B を担保として、米国子会社BYJU’S Alphaの100%の株式を担保に入れました。
その後、支払いを怠ったことから、Glas Trustが代表する貸し手の連合は、契約に基づく措置をとる権利を行使しました。
BYJU’Sはインドでも訴訟に直面しており、かつてインドのスタートアップの顔であったこの企業は、 現在インドでも破産手続きを進めています。

出典 : https://inc42.com/buzz/byjus-accused-of-transfering-funds-from-us-units-in-violation-of-bankruptcy-rules/