インド発、次世代ユニコーンを育成する温床 – スタートアップインキュベーターの新展開

インドのスタートアップエコシステムが急速に成長しており、2014年から2024年9月までに合計で1540億ドル以上の資金を調達しました。今では、118のユニコーン企業と112のソニック企業がこの国には存在し、約1万の投資家が活動する生き生きとした環境が整っています。

この流れに乗り、産業内部貿易推進部（DPIIT）は、新たなスタートアップインキュベーターの設立のため、ジョンソンコントロールズ-日立エアコンディショニングインドと提携しました。このインキュベーターは、グジャラート州カディのエアコン製造ユニット内に設立され、新興企業に技術サポートや研究開発施設を提供します。

製品のプロトタイプを開発すること、マーケティング戦略の構築、プロジェクトの実行可能性評価を行う際の支援も提供予定です。資金援助のほかに、製品の市場化を容易にするため法的サポートや知的財産（IP）の申請支援も行います。

インキュベーターを通じて、“数えきれないほどのユニコーン”を製造業で生み出すことが期待されており、国内の若手革新者や起業家に必要な育成とガイダンスが提供されると皆が期待しています。

出典 : https://inc42.com/buzz/dpiit-johnson-controls-hitachi-to-set-up-incubator-to-foster-manufacturing-startups/