インドのインシュアテック大手PBフィンテック、ヘルスケア分野への挑戦と株価への影響

PBフィンテックは、ヘルスケア分野に進出する計画を発表しましたが、この動きに対し、アナリストからは将来に対する懸念が示されています。同社は、新たにヘルスケア事業に一括で$100 Mnルピーを投資し、30%の株式を取得する予定ですが、
この進出が予定通りに進まない場合、同社の株価には最大$100 Mnルピーの下落リスクがあるとブローカーのバーンスタインは指摘しています。ヘルスケア分野への参入が明らかになってから、PBフィンテックの株価は圧力を受け、一時は10.3%も下落したこともありました。

しかしながら、バーンスタインは「アウトパフォーム」の評価を維持し、この進出がインドの健康保険の地図上でPBフィンテックの地位をさらに強化する可能性を示唆しています。株価の目標は1,720ルピーとされており、前回の終値から約4%の上昇余地があるとされています。
それにもかかわらず、PBフィンテックは前年同期の損失から転じて、今年の第一四半期には59.98 Crルピーの純利益を記録しており、事業の成長がそのターンアラウンドの大きな要因となっています。
現在、PBフィンテックの株式は、1,642.65ルピーで取引されており、わずかに下落していますが、さらなる展開が注目されます。

出典 : https://inc42.com/buzz/bernstein-cautions-on-pb-fintechs-healthcare-foray-caps-downside-at-100-mn/