インドのフィンテック企業Finfactorが躍進、シリーズAで$15Mを獲得

インドに拠点を置くフィンテック会社Finfactorが、シリーズAファンドライズングで1500万ドルを調達しました。このラウンドはWestBridge Capitalが主導し、Varanium Capital、DMI Sparkle Fund、IIFL Fintech Fundといった既存投資家も参加しました。
Finfactorは、この新資金を使って製品群を拡充し、分析機能の強化と、銀行や金融サービス業界のクライアント向けに全方位的な技術プロバイダーへと進化を遂げる予定です。

Finfactorの子会社であるFinvu Account Aggregatorは、インド初の中央銀行（RBI）認可アカウントアグリゲーターの１つで、これまでに5000万人以上の消費者にサービスを提供し、個人の財務データへの安全なアクセスとコントロールを支援しています。AIを活用した複数アカウントの管理ゲートウェイやローンモニタリングツールなどのソリューションを展開し、HDFC Bank、Axis Bank、Motilal Oswal、Canara Bank、CREDといった150以上の金融機関に提供しています。

共同創業者は、金融データの信頼性の確保と洞察を提供することに注力しており、今回の資金調達によって、融資者と資産管理者のニーズが進化する中で解決策の構築を加速し、オープンファイナンスエコシステムにおけるFinfactorの成長を促進することになります。
CEOのVamsi Madhavは、アカウントアグリゲーターの枠組みが、デジタルの基盤となるアイデンティティ、ペイメント、リアルタイムのデータ共有における同意を完成させ、インドのオープンファイナンスの新時代を迎えると強調しました。
Finfactorは、顧客、技術パートナー、データ所有者にとってもっとも安全で信頼性の高いアカウントアグリゲーターとなることを目指しています。
このシリーズAでの1500万ドルの調達は、インドの急成長するフィンテック市場における同社の技術プラットフォーム拡大、顧客基盤の拡大、そして市場内での地位の強化において、重要なマイルストーンとなります。

出典 : https://startupstorymedia.com/indian-fintech-firm-finfactor-nets-15m-series-a/?amp=1