インドの電動車両革命：急増する登録台数とインフラ整備

インド政府が初めて、カルナタカ州の電動車両（EV）の登録データを詳細に公開しました。このデータによると、2020年の登録台数は9,686台だったのが、2024年には177,646台に急増し、2025年の11月27日までにはさらに169,704台に達しています。特にバンガロール地区では、2020年の7,354台から2024年には100,150台へと大幅に増加し、2025年には91,693台まで増えています。

また、政府は全国的なEVの普及状況や安全性に関するインシデント、規制対策などについても更新されたデータを提供しています。例えば、電動二輪車の登録は2020年の29,112台から2024年には1,142,107台へと著しく増加し、2025年の11月27日までには1,091,113台が登録されています。

電動四輪車も同様に増加の傾向があり、2020年のわずか4,216台が2024年には99,789台に増え、2025年の最初の11ヶ月間で155,976台に急加速しています。対応としては、EVに関連する事故や火災事件に対する意識が高まり、新たな技術基準や電動車両（L, M, Nカテゴリ）のバッテリに関する検査プロトコルなどが導入されました。これらの基準は2023年3月から施行されています。

さらにインフラと政策措置として、電動車両充電インフラの設置運営ガイドラインや、バッテリースワッピングステーション向けの互換性基準が策定されました。複数の政策がEV導入促進のために採用されており、EVに対する各種許可免除、登録料や更新料の無料化、全インド観光車両許可などが含まれています。

また、国道運輸局は、電気自動車用の充電施設を備えた道路サービス施設の開発に着手しており、513箇所が受賞し、そのうち110箇所が稼働し、64箇所に充電ステーションが設備されています。重工業省は、2000 Crルピーを充電インフラ整備に配分し、FAME-IIの下での助成を通じて8923箇所の充電ステーションが石油販売会社のアウトレットに支援され、3261箇所が稼働しています。企業自資による追加の充電ステーションも、18444箇所が設置されています。

出典 : https://auto.economictimes.indiatimes.com/amp/news/industry/centre-reports-karnataka-ev-registrations-for-the-first-time-amid-record-national-uptake/125765549