増収増益を遂げるインドの革新的デリバリーサービスBlinkit

インドで活躍するZomato傘下のBlinkitは、第一四半期に調整後EBITDAのほぼ損益分岐点に到達しました。同四半期での総注文価値(GOV)は前年同期比130%増の4,923Crルピーを記録し、大きな成長を見せています。

これに加え、ビジネス向けに効率的な大量購入体験を提供するため、新しい機能を導入しました。新たに導入された機能では、購入時にGSTIN（商品サービス税識別番号）を入力することで、GST（商品サービス税）の支払いに対するインプット税額控除(ITC)の利用が可能になり、ビジネスの税負担を軽減します。

また、Blinkitは商品の多様化を進め、先月には新発売のiPhone 16の販売を開始するなど、電子機器の取扱いを増やしています。さらに、10分以内のパスポートサイズ写真配送や、特定の国からインドへのラキバンダン（兄弟姉妹の絆を祝う祭り）の際の贈り物送付サービスなど、独自の配送オプションをロールアウトしています。

将来に目を向けると、Blinkitは2026年末までに運営するダークストア（配送専用倉庫）の数を2,000まで増やす計画を立てており、ビジネス拡張への意気込みが感じられます。インドのeコマース市場に革命をもたらす、この急成長企業に今後も注目が集まりそうです。

出典 : https://inc42.com/buzz/blinkit-enables-businesses-to-add-gstin-while-making-purchases/