インドのユニコーン企業、Rebel FoodsがIPOを計画！テマセクが大量株取得に動く

Rebel Foods、インドのクラウドキッチンの先駆けである同社は、今後12か月から18か月の間に株式公開（IPO）を目指しています。その一環として、シンガポールの国営投資会社テマセク・ホールディングスが、新しい主要株主になるべく大規模な取引に出ています。
テマセクは、Rebel Foodsの株式約20%から25%を、180-200 Mnドル（約1500-1680 Crルピー）で取得する計画です。早期投資家であるLightboxやPeak XVなどは、IPOに先立ち、株式を売却し投資を一部回収します。

こうした動きは、IPOを控えたインドのスタートアップの中でも目立っており、Urban CompanyやSwiggy、Lenskartなどほかの企業も既に同様の取引を経験しています。これにより、早期の投資家は一部の利益実現を図っているのです。

Rebel Foodsは、Behrouz BiryaniやOvenstory Pizza、The Good Bowlなど、多くの人気クイックサービスレストラン（QSR）ブランドを展開しており、クラウドキッチンの運営による収益と第三者のキッチンによる売上、さらにパートナー企業との提携による配達手数料やロイヤリティで利益を上げています。

同社は過去の財政年度に比べて純損失を42%減らし、2023年度（FY24）には378.2 Crルピーと控えめな赤字に留まりました。これは増収と経費の抑制努力の成果と言えます。Rebel Foodsは、新たな資金をフードコートビジネス「EatSure」への拡張に活用する予定です。

出典 : https://inc42.com/buzz/temasek-eyes-25-stake-in-rebel-foods-ahead-of-ipo/