インドのフィンテック界に吹く新たな風！ブームを生み出すユニコーン企業Sliceの野望

インドのフィンテック業界をリードするユニコーン企業「Slice」が、7,170万ルピー（約8.53百万ドル）の資金を創業者であるラジャン・バジャジ氏より受け取りました。
Sliceの取締役会は、22,000株の部分払い済株式を1株あたり32,606ルピーで発行し、これが数回にわたって行われることを承認しています。
以前にバンガロール拠点のこの企業は、3億ルピーの借入金資金をコンバーチブル・ディベンチャーを通じて調達しており、複数の信託やBlume Ventures、8i Venturesなどが参加しています。

Sliceは、プリペイドアカウントやUPI支払い、若者向けの消費者クレジットを提供することで知られ、手数料不要のクレジットサービスや報酬プログラムが人気です。
さらに、ミレニアル世代やZ世代が支出を管理する便利なツールとして、後払いサービス（BNPL）も拡大しています。
2021年にユニコーンの仲間入りを果たし、2023年3月現在の企業価値は13億ドルとなっています。

2023年の財務年度の運用収益は84.67Crルピーであり、前年の283Crルピーから3倍に増加しましたが、純損失は60%増の40.57Crルピーに拡大しました。
このように、自らの会社への投資をしている創業者や幹部の動きは増えており、Sliceもこの流れに乗じて、さらなる発展を目指しているようです。

出典 : https://economictimes.indiatimes.com/tech/funding/slice-raises-8-5-million-from-founder-rajan-bajaj/articleshow/114311542.cms