インド発、急成長スタートアップZeptoの挑戦

インドの急速配送サービスZeptoが、2024会計年度の売上高(GMV)が10億ドルを突破し、約75%の店舗がEBITDAの黒字を達成したと発表しました。今年8月には、50億ドルの企業価値で3.4億ドルの資金を調達し、6月には36億ドルの企業価値で665百万ドルを調達するという力強い動きを見せています。
また、Zeptoは新たな投資を計画しており、資産運用会社のMotilal Oswalなどから1億ドルを調達するための交渉を進めているといいます。

この投資ラウンドは数か月前から進行中であり、今年に入ってからの総調達額は10億ドルを超えています。同社は、3級都市や主要都市域へのさらなる展開を図る予定です。
たとえば、アーメダバード市にサービスを開始したほか、グジャラート州の他の地域への拡大も計画しています。更に、Zeptoは大型注文向けの後払いサービス「Zepto Postpaid」にも参入する予定です。
同社は数年以内の株式公開を見据え、インドへの再設立を進めており、創業者兼CEOのAadit Palicha氏は、顧客満足を維持しつつ事業拡大を図ることが公開に向けた鍵になると述べています。

出典 : https://inc42.com/buzz/zepto-eyes-another-100-mn-at-flat-valuation/