インドのフィンテック企業、大胆な資本調達で事業再構築

インドのフィンテックスタートアップ「Lendingkart」が資本を大幅に調達しようとしています。
このスタートアップは、小規模かつ中規模企業（MSMEs）に焦点を当てており、現在、キャッシュ危機と、担保なしのローン市場での課題を乗り越えるための資金を必要としています。
2020年に約$350 Mnの評価だったのが、今回は$100 Mnにまで下がると予想されています。
この資金調達の一環として、既存の投資家であるFullerton Financial Holdings（FFH）は、38%の株から60%へとその持ち分を増やすことを目論んでいます。

さらに、Lendingkartは非常に高額な不良資産（NPAs）の増加に直面しており、クレジットコストの増加が財務状況を複雑化していると報告されています。
しかし、この企業は2023年度に大きな転換を見せ、前年度に203.4 Crルピーの損失だったものが、118.8 Crルピーの利益を上げることに成功しました。
営業収益においても29.5%の増加を達成しており、616.4 Crルピーから798.4 Crルピーへと大きくジャンプしました。
Lendingkartは、インクレディブルな回復を遂げることができるのでしょうか。その挑戦に注目が集まっています。

出典 : https://inc42.com/buzz/lendingkart-seeks-down-round-amid-cash-crunch/