インド電動車市場の新星、エコな移動を実現するプラクリティ・イーモビリティの挑戦

インドでは、環境への意識が高まり、電動自動車(EV)への投資が増加しています。
今月、デリーNCR地域でEVタクシーのフリート展開を計画するプラクリティ・イーモビリティが注目されています。
創業したのは2019年で、初期段階で500のアプリベースのEVタクシーを投入し、将来的には2年以内に5,000台まで増やす計画です。
「EVERA」と呼ばれる新サービスは、料金のサージ価格やキャンセルがないのが特徴で、顧客は価格の心配なくタクシーを利用できるとしています。
また、自社での充電インフラ設定に向けて製造業者と交渉中であり、充電インフラの依存問題への対応を試みています。

この動きは、インド政府の支援や消費者の意識変化に後押しされており、インドは世界最大のEV市場になる可能性があるとされます。
しかし、EVの普及には充電インフラの不足が課題となっており、産業界内でそれが政府の責任か、メーカーやスタートアップの責任かの議論があります。
バジャジオートのラジヴ・バジャジらは、EVや充電ステーションの需要を刺激する責任は業界にあるとの見解を示しています。

出典 : https://www.inc42.com/buzz/delhi-based-prakriti-launches-evera-ev-cab-service-to-tackle-air-pollution/?s=