インドのテック＆スタートアップ界、今週の重大ニュース

インドのテックとスタートアップ業界で、今週注目すべきニュースが数多く報じられています。食品配送サービスの大手Zomatoが、1.5 billionドル（約12,600 Crルピー）の蓄えがあるにも関わらず、新たな資金調達へと動いています。
一方で、Fintech企業のLendingkartは、Temasekが所有するFullertonによって252 Crルピーの資金を確保しましたが、これにより同社の評価額は、2020年の3.5 billionドルから1 billionドルへと大幅に下方修正されています。
また、教育技術企業のUpgradの共同創業者であるMayank Kumarが新たなベンチャーに専念するために退陣しました。

デジタル決済の分野では、クレジットカードやEコマースの支払いなどのおかげで、取引量が前年比35-50%増加しました。InfosysやWipro、HCLTechなどの大手IT企業は、第2四半期の収益を発表し、いずれも成長を続けていることがわかります。

政策面に目を向けると、社会的な問題に直面するケースも見られます。たとえば、最高裁判所が、児童性的虐待素材（CSAM）の報告義務に関連する新たなルールを設定し、ソーシャルメディア企業にとって遵守が難しい状況が発生しています。

これらのニュースからは、インドのテックとスタートアップ業界が活発に動いていることが伝わります。新旧の企業が資金調達や成長を遂げる一方で、規制や社会的責任の面における挑戦も見え隠れしています。

出典 : https://economictimes.indiatimes.com/tech/newsletters/ettech-unwrapped/top-startup-and-tech-stories-this-week/articleshow/114364212.cms