インドのフィンテック界に新風、PBフィンテックの戦略的進出と株価上昇

PBフィンテックというインドのフィンテック会社が、2022年2月に5 Crルピーの資本金で非銀行金融会社（NBFC）を設立しました。そして、2023年1月にはインド準備銀行（RBI）から設立の事業に必要な承認を取得しました。
会社は2024年10月21日にRBIから登録証明書（CoR）を受け取り、一般の預金を受け入れることなくアカウントアグリゲーターとしての事業を開始できるようになりました。
さらに、会社は94の金融機関と共に統合された財務情報ネットワークを展開し、他のアカウントアグリゲーター企業と競合する立場に立ちます。
金融データの共有を可能にするインドスタックのアカウントアグリゲーター枠組みの一環として、顧客の明示的な同意のもとで安全に情報を転送するシステムが構築されています。
また、会社は支払いアグリゲーター業への進出も計画中で、2024年3月に新しい子会社を設立して、支払いアグリゲーターのライセンスを申請しました。
会社は同時に、金融サービス業の枠を超える動きとして、ヘルスケア分野への参入も目指しており、新たに設立されるヘルスケア企業の30％の株式を1億ドルで取得する計画です。
財務状況については、2025年第1四半期には前年同期の赤字から改善し、59.98 Crルピーの純利益を記録し、その運営収入は665.6 Crルピーから1,010.5 Crルピーに51.8％増加しました。

出典 : https://inc42.com/buzz/pb-fintech-subsidiary-gets-account-aggregator-licence/