スライスが新興銀行創設に向け、高まる期待と直面する課題

インドのフィンテック企業「スライス」は、1億ドルの資金調達ラウンドに向けて交渉中であります。すでに株主との初期協議が行われている一方で、外部投資家のリードにも期待がかかっています。
この資金調達は、スライスとノースイーストスモールファイナンスバンクとの合併によって形成される新たな実体を通じて行われる予定です。合併により、スライスの非銀行金融会社が小規模金融銀行に統合されます。
さらに、スライスは2015年の業務開始以来、ノースイーストスモールファイナンスバンクとの合併によって貴重な銀行免許を取得しました。これにより、デジタルファーストの小売重視の銀行を目指していると見られています。
しかし、これから創設される銀行には多くの挑戦があるでしょう。東北地方特有の外部要因に適したローカルな専門知識とモデルが必要とされています。
インド準備銀行（RBI）にとっても実験となるこの動きは、銀行業務と金融包摂へのベンチャーマネーの流入を促し、テクノロジー業界への前向きなシグナルとなると期待されています。

出典 : https://economictimes.indiatimes.com/tech/startups/fintech-unicorn-slice-hunts-for-funds-to-fuel-banking-aspirations/articleshow/106066190.cms?from=mdr