インドのスタートアップZepto、急成長を遂げ上場へ

インドに拠点を置くクイックコマースのZeptoが、資金調達と企業成長において目覚ましい動きを見せています。
昨年8月には$5 Bnの評価額で$340 Mnを調達し、6月には$3.6 Bnの評価で$665 Mnを集めました。
最新の資金調達では、月末までに最大$150 Mnを確保する予定で、この中でManipal GroupのRanjan PaiやMankind PharmaのRameshとRajeev Juneja、そしてCiplaの家族経営のオフィスなどが参加を表明しています。

Zeptoは更に、今年だけで合計$1 Bn以上の資金を調達し、Tier IIやTier III市場に拡大し、主要都市とTier I都市でのプレゼンスを深める計画です。
同社は、Silicon Valley-backed firmに支援され、IPOを視野に入れたインド国内の株主比率を高めることを目的としているようです。

さらに、Zeptoの親会社であるKiranakartは、インド国内で多数インド人による所有を目指してシンガポールからインドへ持株会社を移す手続きを進めており、MumbaiのNCLTで聴聞が開始されています。
この動きは、30分以内に配送を可能にするミニ倉庫やダークストアという運営モデルが注目される中で起こっています。
Zeptoはまた、「今すぐ買って、後で支払う」(BNPL)市場において、大きな注文サイズ向けにZepto Postpaidを立ち上げる計画もあります。
FY24のGMVは$1 Bnを超えており、2024年5月時点で約75%の店舗がEBITDAの正の数値を達成しています。
近年のIPOを目途として、会社の本拠地をインドに移転する手続き中です。

出典 : https://inc42.com/buzz/ranjan-pai-cipla-family-in-fray-to-bet-on-zepto/