インドのスタートアップ界に新風をもたらすTitan Capitalの戦略と展望

Snapdealの創業者であるクナル・バールとロヒット・バンサルが設立したTitan Capitalは、シードやシリーズA段階のスタートアップへの投資に注力してきました。
しかし、新たに組成されたファンド「ウィナーズ・ファンド」では、ポートフォリオ内のトップパフォーマンスを誇る企業への追加投資に特化し、280以上のスタートアップに対する自信の表明を図っています。

ファンドは最近、33.3 Crルピーで最終クローズし、平均15 Crルピーの投資を20社のスタートアップに行う計画です。Titan Capitalは外部キャピタルには依存せず、今回のファンドがLP（Limited Partners）の募集を行う初のケースとなりました。

インドでは昨年、国内ソースからのスタートアップファンディングがわずか15%にとどまっていることから、バール氏は国内キャピタルの活性化に強くこだわりを持ちます。
インドのスタートアップ経済の安定化には国内キャピタルが不可欠であり、Titan Capitalはそのモデルとなっていく意向です。

ウィナーズ・ファンドでは将来有望な企業に焦点を当てる一方で、国内からの資金調達も強化し、テックを中核としたビジネスに理解が深い分野で成長するスタートアップを応援しています。
バール氏の戦略とTitan Capitalのビジョンは、インドのスタートアップ環境を支える強固な基盤への貢献を目指しています。

出典 : https://yourstory.com/2024/10/kunal-bahl-titan-capitals-newest-fund-investment-thesis-growth