インドのEコマース支援企業Shiprocket、増収・赤字拡大も将来への布石

インドのEコマース支援スタートアップであるShiprocketが、2024年度の運営収益が21%増の1,316Crルピーを報告しました。しかし、前年の341Crルピーから赤字幅が拡大し、595Crルピーの純損失を記録しています。同社の共同設立者兼CEOのサーヒル・ゴエル氏は、2023年度に行われた再編と統合にもかかわらず、これがボトムラインに継続的な影響を与えていると語っています。
同社は、進行中の財政年度の初めの2四半期で現金ベースの利益を上げることができ、2025年度末までに完全な利益を予想しています。ゴエル氏によれば、海外発送やチェックアウトなどの新興事業分野で売上が70-100%増加しており、これらが収益の約5分の1を占めているそうです。
Shiprocketは2022年に、Temasek、Lightrock、Tribe Capitalを投資家として加えた際にユニコーン企業となりました。現時点で、$75 millionを平等評価の下で調達中で、主に配送サービスから収益を得ており、特にデジタル消費者（D2C）ブランド向けに提供しています。今後は国境を越えたブランド支援を含む、新たな分野への展開を企図しているとのことです。

出典 : https://economictimes.indiatimes.com/tech/startups/zomato-backed-shiprocket-posts-21-increase-in-fy24-operating-revenue/articleshow/114492285.cms