インドのフィンテック企業「Phi Commerce」の野心

インドのペイメントソリューション企業、Phi Commerceは新プラットフォーム「CollectiPhi-360」を立ち上げました。このプラットフォームは、様々な産業の貸し出し業者向けに設計されており、共同貸出し、定期ローン、後払い、サプライチェーンファイナンスなどのニーズに対応します。
CollectiPhi-360を利用することで、自動化、訪問、オフライン、部分的、まとめての回収作業を容易にして、複数の支払いチャンネルを通じて効率的なプロセスが保証されます。
これに伴い、Phi Commerceは国際ビジネスの展開にも力を入れており、東アジアや東南アジア、中東への拡大に意欲を見せています。
また、同社は市場での成長により投資家の関心を集め、既存の投資家だけでなく新規投資家からの新たな資金調達に向けた話し合いも行っているそうです。

昨年11月には、既存の投資家BEENEXTを含む複数の投資家から1000万ドル（約83 Crルピー）の資金を調達しました。
さらに、他の貸付プラットフォームも資金調達を進めており、Lendingkartはタタグループの金融部門であるタタキャピタル限定と協力し、中小企業向けに無担保ローンを提供。
また、FlexiloansやAye Financeなども市場での存在感を高めるための資金を集めています。
この動向はインドの金融技術スタートアップが、次々とイノベーションと事業拡大を推進していることを示しています。

出典 : https://inc42.com/buzz/exclusive-phi-commerce-launches-platform-for-lenders-to-streamline-payments-across-multiple-channels/