インドのPaytm、決算で大転換！絶好調な利益報告と新たな挑戦

インドの大手フィンテック企業Paytmが、2024年度第2四半期に930 Crルピーの利益を報告しました。前年同期は292 Crルピーの損失だったため、これは大きな前進を意味します。
この利益の大部分は、Zomatoへのエンターテインメントチケット事業の売却から得られたものです。

しかし、インドのRBI（インド準備銀行）によるPaytm支払銀行への規制により、新しいUPI（統一支払いインターフェース）ユーザーの追加が停止されていましたが、最近NPCI（インド国家決済公社）から新たにユーザーを迎える承認を得ました。これはPaytmにとって大きな救いとなり、市場における立ち位置を取り戻す機会となり得ます。
ただし、運営方針、リスク管理、ブランドガイドラインなどに従うことが承認の前提条件とされています。

一方で、運用収入は前年同期の2,519 Crルピーから1,660 Crルピーへと34%減少し、株価も5.31%の下落をみせました。このような状況でもPaytmは業務の改善を図り、将来に向けての拡大を目指しています。
CEOのVijay Shekhar Sharmaは、配信先主導の商人ローンビジネスを強化すると述べており、希望を持って前進している様子がうかがえます。

出典 : https://inc42.com/buzz/paytm-gets-npci-nod-to-onboard-new-upi-customers/