インドのNBFC成長物語：フィノバ・キャピタル、貴重な投資を獲得

ジャイプルに拠点を置くNBFCのフィノバ・キャピタルは、シリーズEの資金調達ラウンドで135ミリオンドル、すなわち1,135.08 Crルピーを確保しました。
このラウンドは、アヴァタール・ベンチャー・パートナーズやマディソン・インド・キャピタル、ベルギーの投資ファンド・ソフィナが主導し、既存の投資家であるノーウェスト・ベンチャー・パートナーズも参加しています。
フィノバ・キャピタルは、この新しい資本を使って、ローンブックの拡大や技術への投資、さらにネットワークの拡張に努める計画です。

設立されたばかりの2015年以来、同社は半都市や農村地帯を対象に、MSMEビジネスローンやホームローンを提供しており、3 Lakhルピーから25 Lakhルピーまでのローンを提供しています。
現在、管理下にある資産は3,000 Crルピーで、過去5年間で年平均成長率（CAGR）は60%以上となっています。
また、フィノバ・キャピタルは、最終的な税引き後利益をFY24で151.5 Crルピーとし、前年度の88.4 Crルピーから71%増加したと発表しました。

インドの貸付技術市場は、2030年までに1.3兆ドルに達すると予測されており、MSMEには5300億ドルのクレジットギャップが存在しています。
正式なクレジットにアクセスできるインドのMSMEは、現在わずか14%にとどまっています。
フィノバ・キャピタルの最新の資金調達は、この急成長する市場における重要な動きの一つと言えるでしょう。

出典 : https://inc42.com/buzz/nbfc-finova-capital-nets-135-mn-to-expand-loan-book/