インド規制当局、無許可オンライン取引に警鐘

インドの金融市場規制当局である証券取引委員会（SEBI）が、許可を受けていないオンラインのバーチャルトレーディングプラットフォームやゲームに対して警告を発しました。これらのプラットフォームは、上場企業の株取引データに基づいたファンタジーゲームを提供しているとして、SEBIは公衆に対し、同プラットフォームでの取引参加は自己責任だと強調。不正利用が発生した場合、既存の不服申立てや紛争解決の仕組みを利用できないことも通達しています。

投資家には、証券市場において登録されたプラットフォームを通じてのみ投資を行うよう促しており、無許可のサービスを利用することは、1956年の証券契約（規制）法および1992年のSEBI法に違反すると指摘しています。さらに、政府は違法なオンライン賭博プラットフォームにも対策を強化しており、今年に入り、通信アプリのTelegramも不正とギャンブルの疑いで調査を受ける事態になっています。

出典 : https://inc42.com/buzz/sebi-cautions-public-against-unauthorised-virtual-trading-platforms/