インドのデジタル貸付ユニコーン「Yubi」、収益急増と損失縮小の実力

2017年にガウラヴ・クマールによって設立されたインドのデジタル貸付プラットフォーム「Yubi」は、企業と貸し手および投資家をつなげるサービスを展開しています。2023-24会計年度（FY24）において、Yubiはその収益を大幅に伸ばし、前年度の327.6 Crルピーから47％増の483.7 Crルピーにまで引き上げました。

さらに、Yubiは経費のコントロールに成功し、損失額を前年度の509.8 Crルピーから22％以上減らして395.8 Crルピーに抑えました。この成果により、Yubiは2022年に1億3700万ドルの資金調達を行い、ユニコーン企業に名を連ねました。

この組織は、企業向け債務ソリューションプラットフォームYubiのほか、固定収入投資プラットフォームAsperoや、借金回収プラットフォームSpocto、クレジットライフサイクルSaaSプラットフォームCorpository、そしてクレジット分析会社Finfortなどを傘下に持ちます。

経費の面では、社員福利費用を前年度の432.4 Crルピーから12％削減し、減価償却費用は前年度の80.55 Crルピーから66％増の134.04 Crルピーに跳ね上がりました。しかし、Yubiは広告宣伝費用を前年度の63.5 Crルピーからほぼ半減させるなど、経費面でも効率化を果たしています。

出典 : https://inc42.com/buzz/yubi-group-cuts-fy24-net-loss-by-22-revenue-jumps-47/