インドの未来を拓く、T-Hubの野望：20,000スタートアップを育成へ

インドのテランガナ州政府、学術機関、民間企業が共同で設立したスタートアップインキュベーター「T-Hub」が、日本の自動車部品メーカーであるDENSOと提携しました。
この協力関係は、人工知能（AI）、電動化、先進運転支援システム（ADAS）、V2X（車両対全ての通信）など、新興の技術セクターで活動するスタートアップに焦点を当てています。
T-Hubの「T-Connect」プラットフォームを活用して選ばれた自動車技術スタートアップの発展にDENSOが協力し、研究開発リソースや技術専門知識の提供を行います。

T-Hubによると、2015年の設立以来、100を超えるイノベーションプログラムを通じて、2,000以上の地元スタートアップが規模を拡大するのをサポートしました。
さらに、今後5年間で20,000のスタートアップを育成することを目指しており、その一環として、2022年にはT-Hubの第二フェーズのために300Crルピーを追加投資しました。
このインキュベーターは、これまでに110のスタートアップを輩出し、各種プログラムを通じて1,860Crルピーの資金を調達しています。
インドの持続可能で知的なモビリティの未来に向けて、世界的な自動車リーダーと地元のスタートアップが力を合わせて、革新的なソリューションを創出しているのです。

出典 : https://inc42.com/buzz/denso-partners-t-hub-to-foster-automotive-startups-in-telangana/