インドのEVスタートアップ「Zypp Electric」、急成長の裏に潜む課題

デリーNCRに拠点を置く電動二輪車スタートアップ「Zypp Electric」は2024年3月31日までの財務年度で、運営収入が前年の2.7倍に急増しました。アカシュ・グプタ氏が率いるこの企業の収入は168%増の292.7 Crルピーに上り、総収入も前年の111.5 Crルピーから302.6 Crルピーへと大幅に跳ね上がりました。
しかし、その反面、ネット損失も125%増の91.1 Crルピーに膨らんでいます。主にEコマースの配達員に二輪EVを貸し出して収益を上げている彼らは、SwiggyやZomato、BigBasketなどの有名企業と密接に協力して事業を展開しています。
設立は2017年で、グプタ氏とラシ・アガルワル氏が創業者です。Zypp Electricは地元の商人や電子商取引企業に宅配用のエスクーターを提供し、SwiggyやFlipkartなどの大手企業からも支持されています。運用車両は2万台以上に上り、貨物用の三輪EVにも進出しており、750台を超える三輪EVを抱えてさらなる事業拡大を目指しています。
今や総額75 Mnルピーの資金を調達し、急成長する市場で他の競合としのぎを削りながら、一体どのような展開を見せるのでしょうか。

出典 : https://inc42.com/buzz/zypp-electrics-revenue-zooms-2-7x-nears-inr-300-cr-mark/