インド新興ドローン企業、農業革新への一歩

インドのハイデラバードを拠点とするスタートアップであるMarut Dronesは、IIT出身の３人により2019年に設立されました。農業に特化したドローン技術を活用し、精密農業のための知見と自動化ソリューション開発を推進しています。最近、Marut DronesはLok Capitalから約6.2 Mnドル（約52.1Crルピー）の資金調達をシリーズAラウンドで実施しました。

この資金をテクノロジーを駆使した食料・農業ビジネスモデルの支援に充てる計画です。さらに、高度な農業用ドローンの開発、Tier IおよびTier IIのサービスセンターとチャネルパートナーネットワークの拡大を進めています。

同社は、17の新しいドローンアカデミーを開始し、技能を持った専門家の育成に注力。研究開発の強化を通じて、直播きや作物モニタリングなどの先進的なアプリケーションの創出を目指しています。会社声明によれば、この投資により製造能力を年間3000機に増強し、目標とする5年以内の売上高1000Crルピー到達への拡大を図るとしています。

インドには、無人航空機（UAV）エコシステムを目指すドローン技術スタートアップが増えており、Marut Drones以外にも、Drone Destinationが農業技術スタートアップDeHaatとメモランダムを締結するなど、動きは活発です。

出典 : https://inc42.com/buzz/marut-drones-bags-6-2-mn-from-lok-capital/