インドの農村部向けフレッシュコマースを革新するスタートアップ「Wheelocity」の躍進

2022年4月にSelvam VMSとSenthil Kumarにより設立されたインドのスタートアップ「Wheelocity」は、フレッシュコマースのサプライチェーン問題を解決することを目指しています。同社は物理的な存在とデジタルを組み合わせた「フィジタル」モデルで、特に半都市部と農村部の消費者にサービスを提供しており、フレッシュプロデュースや食料品を始めとする必需品から、非食品のFMCG品目やステープル、家庭用品などの選択肢を拡大することで市場を広げています。
最近の資金調達により、Wheelocityはさらなる技術力の向上や消費者に対するより効率的でアクセスしやすいサービスの提供を目指しています。既にタミル・ナードゥ州で事業を展開している同社は、今後12か月間にわたり、南インドの州々に拡大し、2万の町と村に到達し、1000万人の消費者にリーチを目指しています。
「Wheelocity」はこれまでにシリーズA2ラウンドで15 Mnドルを調達しており、この資金を活用してインドのデジタル化が進む半都市部や農村部市場の広大なポテンシャルに応えていく所存です。

出典 : https://inc42.com/buzz/wheelocity-raises-15-mn-to-expand-into-fmcg-space/