インドのSwiggy、上場と同時に法的対立が浮上

インドのフードテック大手Swiggyが、公開株式の募集（IPO）を終えた矢先に、元副社長による不当解雇の訴えや独占禁止法違反の疑いで揺れています。
IPOは最終日に3.59倍に超過募集された一方で、元副社長のArun Cyril氏は、自らの解雇とESOP（従業員株式オプションプラン）の取り消しに異議を唱え、ベンガルールの裁判所は次回の審理までSwiggyがCyril氏の株式オプション200以上を処分することを一時的に差し止めました。

Swiggyは募集価格を1株あたり371～390ルピーと設定し、INR 4,499 Crルピーの新規株式と既存株式の売り出し（OFS）を合わせて実施。11月5日にアンカー投資家からINR 5,085 Crルピーを確保し、11月13日に株式の上場が予定されています。

会社の財務状況に目を向けると、2024年度第1四半期（Q1）には前年同期比8%増のINR 611 Crルピーの純損失を報告しつつも、営業収入は35%増のINR 3,222.2 Crルピーを達成しました。

Swiggyの挑戦は続きますが、市場からの注目はより高まっています。

出典 : https://inc42.com/buzz/bluru-court-bars-swiggy-from-alienating-esops-of-terminated-executive/