インドの食品配達大手Swiggy、株式市場での躍動

インドの食品配達サービス大手であるSwiggyが、株式公開初日に期待を上回る好調なスタートを切りました。初値は公開価格に比べてほぼ6％高い412ルピーで取引が開始され、午後1時35分には14％増の445.20ルピーを記録しました。

これは、公開価格帯の上限である390ルピーから20％の上昇余地があることを示しています。また証券会社JMフィナンシャルはSwiggyをインドの急成長を遂げる消費者向け企業と評し、470ルピーの株価目標を設定しています。

さらに、幅広い小売市場に着目したサービスのインスタマートにおいても大きな成長が見込まれ、市場分析では今後も50％を超える連年成長率が期待されています。

さらにSwiggyは、プロフェッショナルサービスを提供する新サービス市場「Yello」の実証実験を行っているとの報道もあり、高額所得者向けのコンシェルジュサービス「Rare Life」の開始も予定しています。

同社の公開価格は371ルピーから390ルピーで、IPOの総額は11,324 Crルピーでした。上場に際しては、既存の出資者が大きなリターンを享受していることも明らかになり、IPOは最終日に3.59倍の応募があるほどの注目を集めました。

出典 : https://inc42.com/buzz/jm-financial-initiates-buy-on-swiggy-shares-jump-over-14/