苦戦するインドEVスタートアップ、Simple Energyの挑戦

インドの電気自動車(EV)スタートアップ、「Simple Energy」が、2024年3月31日までの一年間で62.59 Crルピーの純損失を報告しました。これは前年の25.90 Crルピーから大幅に拡大したものです。主な原因は、経費の増加にあります。

しかし、6.57 Crルピーの事業収入を記録し、前年の収入ゼロから一転、一定の成長を見せました。特に、この収入は2023年6月の納車開始以降、二輪車の需要増加に支えられています。

2019年に設立されたSimple Energyは、納車を何度も延期しており、2023年にようやく出荷を開始していたのです。そして、シリーズAラウンドで2000万ドルを調達し、生産拡大や新市場への進出、新製品の開発に資金を充てる予定です。

インドのEVメーカーは、製造コストが高く規模の経済が取りにくいため、利益率が低いとされています。Simple Energyもまた、すでに市場に上場しているOla Electricや今後上場を予定しているAther Energyなど、まだ利益を出していない競合と戦っているのです。

出典 : https://yourstory.com/2024/11/simple-energy-reports-widening-losses-fy24