インド発の電気自動車スタートアップ、未来のデータセンターを担保に大胆な融資戦略

オラ・エレクトリックの共同創業者バヴィッシュ・アガルワル氏が、自身の所有する株式の一部を担保に、クルトリム・データ・センターへの融資を実行しました。アガルワル氏はオラ・エレクトリックの株式1.10%を担保として、同社の債務を保証する非売却契約を結んだことが公開されています。
この担保により、アガルワル氏のオラ電気への総保有株式のうち3.65%が提供されましたが、彼の保有する全株式は現在会社の株式資本の30.02%に上ります。売却できない株としてロックインされる一方、その株は450クロールピー相当の価値と見積もられています。

クルトリム社は過去に薬13.4億ルピーをチップベンチャーやクラウドプラットフォーム、人工知能技術の研究開発に費やしています。現在、同社は2025年第1四半期のクラウドサービス開始を視野に入れ、データセンターの能力拡大を計画中であり、2028年までには1GWの能力達成を目指しています。
また、省エネルギーの試みとして先進的な冷却技術に1500万ルピーを投資してテストを行っており、効率的な冷却によるエネルギー節約に取り組んでいます。
最初の財政年度には運営収益はなく、総損失が2.84クロールピーを記録しましたが、将来の収益基盤の礎となることが期待されています。

出典 : https://yourstory.com/2024/12/bhavish-aggarwal-pledges-ola-electric-shares-loan-krutrim-data-centre