インド初のユニコーン企業InMobi、AI技術で広告・商業市場の変革を目指す

モバイル広告の分野で活躍するインドのInMobi社が、創業者であるナヴィーン・テワリ氏の発言によると、人工知能（AI）技術の次なる段階として、生成AI（GenAI）を利用したビジネス展開に注力しています。
InMobiは、約12ヶ月後の株式公開（IPO）を計画していると言われており、GenAIを駆使した広告プラットフォームを開発中で、まもなくアメリカで初めてテストを開始し、その後約6ヶ月で世界へと展開する予定です。
テワリ氏は、AIがインターネットを「個人化されたもの」から「個人専用のもの」へと進化させると話しています。
会社は近年、AIを中心とした機能を商業企業に導入し、アメリカでスタートしたスマートロック画面プラットフォーム「Glance」が、現在7～800万ユーザーを有し、インドでは約2億5000万ユーザーに利用されています。
また、InMobiは2007年に設立され、2011年に日本の大手企業ソフトバンクから2億ドルの投資を受け1億ドルの評価を得て、インド初のユニコーンスタートアップになりました。2020年には、Googleが1億4500万ドルの資金調達をリードしています。
公開市場への上場を目指すInMobiは、2025年に100億ドルの価値でインドの株式市場に上場するとの見通しです。

出典 : https://economictimes.indiatimes.com/tech/technology/inmobi-counts-on-genai-to-drive-growth/articleshow/115944474.cms