インドのPaytm、非核心資産の整理でPayPayの保有株売却へ

インドの大手決済サービス会社Paytmが、非核心資産からの撤退戦略の一環として、日本のPayPay株の売却を決定しました。
金曜日の発表で、シンガポール子会社の取締役会がPayPayの株式取得権の売却を承認したと述べ、この取引により会社の連結現金残高が増加すると語っていますが、具体的な取引の詳細は明らかにされていません。
Paytmは約5.4%の株式を持つPayPayへの出資分を、およそ$250 millionルピーでソフトバンクに売却すると見られています。

これまでもPaytmは、銀行ユニットの規制違反による当局の厳しい目を受けたり、8月にはエンターテイメントチケット事業をZomatoに2048 Crルピーで売却するなど、決済や金融サービスのコアビジネスにさらに集中する動きを強めてきました。
一方でPaytmの子会社のキャッシュ残高は、9月時点で10,410 Crルピーに達しています。
ソフトバンクもかつてPaytmを支援しましたが、今年Paytmからの完全撤退を果たしています。

出典 : https://timesofindia.indiatimes.com/business/india-business/paytm-to-sell-5-4-stake-in-japans-paypay-in-250-million-deal/articleshow/116061987.cms