インドのフィンテック企業MobiKwik、期待のIPO成功へ

インドのデジタル決済市場で主役を担うMobiKwik社が、市場全体が冷え込んでいる中、IPOを成功させました。12月13日に終了したこのIPOは、驚くべき応募総数で119.38倍もの超過申し込みがありました。特に、個人投資家からの関心は高く、彼らの割り当てられた株式が134.67倍も超過される結果となりました。
株式の割り当ては12月16日に決定され、上場は12月18日に予定されています。

MobiKwik社は、IPOで1株あたり265ルピーから279ルピーの価格帯で株式を公開し、57.2億ルピーの資金調達を目指しています。この成功により、同社は約2億5000万ドルの評価を達成すると予測されています。
設立者はBipin Preet SinghとUpasana Takuで、2009年の立ち上げ以来、インドにおいてデジタル決済、後払いサービス、決済ゲートウェイソリューションなど、多様なフィンテックサービスを展開しています。MobiKwik社は今後も拡大を続け、AIや機械学習、金融サービスに投資する計画を進めていきます。

出典 : https://thetechportal.com/2024/12/13/mobikwik-ipo-oversubscribed-by-119-times-on-day-3/