インド発、革新的チップ技術の新星「Mindgrove Technologies」

インドのセミコンダクター設計スタートアップであるMindgrove Technologiesが、最近シリーズAの資金調達で800万ドルを集めたことを発表しました。この資金は、人材の拡大、エンジニアリング能力の強化、そして商品開発の加速に使用される予定です。同社は、インド製で高性能なシステムオンチップ（SoC）の需要に応えるために活動しており、「Secure IoT」と呼ばれるコマーシャルグレードのマイクロコントローラSoCを28nmプロセスで開発。これは、スマート化する電子機器である腕時計やメーター、錠前、アクセスコントロールシステム、プリンターやPoSマシンなどに搭載される予定です。
さらに、インド政府からDLI（半導体設計リンク型奨励金）スキームの下で、15クロールピーの資金を新チップ「Vision SoC」の開発用に承認されました。このチップは、高性能なエッジコンピューティングとビジョン処理に特化しており、CCTVカメラやダッシュカム、スマートテレビなどに使われます。Mindgrove Technologiesは、2013年初頭に2325万ドルのシード資金も獲得しており、事業を拡大していることがうかがえます。

出典 : https://economictimes.indiatimes.com/tech/funding/mindgrove-technologies-secures-8-million-in-funding/articleshow/116595294.cms