インドのフィンテック企業Razorpayが社員への大胆なESOPプランで10周年を祝う

インドのデジタル決済ユニコーンRazorpayが設立10周年を記念して、全現行社員に1 lakhルピーの株式所有権計画（ESOP）を提供すると発表しました。この取り組みにより、総額で30 Crルピー以上のESOPの価値が表れることになります。
ESOPとは、一定期間後に予定価格で現金化可能な社員株式のことです。2014年の創業以来、Razorpayは、顧客にとっての大問題、複雑な支払いシステムの統合に焦点を当ててきました。
共同創業者兼CEOのHarshil Mathur氏によると、このESOPイニシアチブは、社員が企業の成功を共有し、シンプルなマネームーブメントを実現し、インド国内外でのビジネス価値をさらに向上させることが目的だといいます。
2022年には650名の在職者及び退職者が恩恵を受ける$75 millionのESOP買取を実施しました。

また、同社はインドのパブリックマーケットで強い評価を生かすことを目指し、親会社の本拠地を米国からインドへ移行するためのインド準備銀行（RBI）の承認を求めています。
他の新世代企業と同様に、Razorpayも支払業務で利益を出しており、全体として利益を得るのにはさらに1.5年を要すると見込まれています。
2024年度には総収益が2,501 Crルピーで、純利益は34 Crルピーを報告。また、FY24には年間総支払量が$180 billionに達しました。

この他にも多くの先進企業がESOP再購入を通じて社員の持株を流通させており、多くの社員が「紙の上の富」を手にするチャンスを持っています。
Razorpayは2014年に設立され、大小様々なビジネスに対して支払いゲートウェイや資金管理ツールなど総合的な支払いソリューションを提供しています。
2023年12月には、新しい商人のオンボーディングを開始しました。

出典 : https://economictimes.indiatimes.com/tech/startups/razorpay-announces-esops-worth-rs-1-lakh-for-all-current-employees-on-10-year-anniversary/articleshow/116618192.cms