インド発・即時配送スタートアップZepto、IPOへ布石 – 新会社設立から資金調達までの軌跡

インドで活躍する即時配送のスタートアップ、Zeptoが新たな展開へと動き出しています。Zeptoは2024年10月22日、IPOに向けた体制整備を進めるために「Zepto Marketplace Private Limited」を設立しました。同社はこれまで、Kiranakart Technologies Pvt Ltdというインドの子会社を通じて、ビジネス・ツー・ビジネス(B2B)モデルで運営を行ってきました。Aadit PalichaとKaivalya Vohraによって共同設立されたこの企業は、商品をブランドから直接調達し、Zeptoプラットフォームを通じて特定の企業群に独占的に提供していました。

しかし、競合他社が消費者向けのマーケットプレイスアプローチを採用して成功していることを受け、Zeptoもこの新会社を立ち上げ、ビジネスモデルを拡大する可能性があると見られています。さらに、同社は新たに$350 millionを確保し、合計の資金は約$1.4 billionに達しました。

現在、ZeptoはIPOに向けた草案の準備の最終段階にあり、シンガポールの承認を経て持ち株会社をインドに移動させる計画も報じられています。ベンガルールに本拠を置くこの企業は、IPOの規模や関連する銀行の選定などを話し合うために、1月19日に取締役会を開催する予定です。IPOの草案提出に向けて、最終的な調整が進められており、Wall Streetの著名な金融機関も参加する予定です。

出典 : https://www.businesstoday.in/latest/corporate/story/zepto-ipo-unicorn-sets-up-new-entity-to-streamline-operations-ipo-expected-in-march-april-says-report-459561-2025-01-04