インドのスタートアップ動向：2024年の資金調達とその先の展望

2024年にインドのデリーNCR地域は、スタートアップの資金調達総額が前年から15%減少し、$2.3 Bnになりましたが、取引数はわずかに増加し、国内のトップスタートアップハブとしての地位を維持しました。
それにも関わらず、ムンバイがベンガルールを抜き、資金調達で首位に立ちました。これにより、デリーNCRは第3位に転落しました。
デリーNCRにおける成長期スタートアップの資金調達は31%増加し、全国的にも成長期の資金調達は伸びを見せています。

注目されるべきは、シード段階のスタートアップも37%の資金増を達成した一方で、取引数は17%減少しました。
長期投資が減少した事情としては、遅い段階の資金調達が40%減少し、多くのスタートアップが資本を維持し、低い評価を避けようとしている状況が影響しています。

2025年には、デリーNCRからのIPO成功例を受け、投資家の間で前向きなセンチメントが高まっており、家族経営のオフィスもIPO前のスタートアップに対して積極的な投資を行っています。
エコテックやモビリティなどのスタートアップにも資金が流れる見通しです。

出典 : https://startupnews.fyi/2025/01/07/delhi-ncr-slips-to-third-spot-in-startup-funding-in-2024/