インドの新たな市民法への動き、Microsoft CEOが語る多文化の価値と未来

インド政府は2019年12月11日、国内の非ムスリム難民に市民権を与える内容を含んだ市民権改正法(CAA)を制定しました。この法律が施行されたことに対して、インド全土では大規模な抗議活動が行われています。
2020年、抗議が続く中で、MicrosoftのCEOであるサティア・ナデラ氏がその状況について言及し、「悲しい」とコメント。さらに、バングラデシュからの移民がインドに来て、次の有望なスタートアップを創出したり、インフォシスのような大企業のCEOになることを望んでいると発言しました。
ナデラ氏はその後の声明で、民主国家では国民と政府が国境を定義し、国家安全保障を保ち、移民政策を適切に設定するべきだと述べつつ、自身のインドでの多文化的背景とアメリカでの移民としての経験が自分を形作っており、インドは移民が成功し社会や経済に貢献できる国であるべきだと願っていると表明しました。

出典 : https://www.indiablooms.com/news/whats-happening-in-the-country-is-bad-microsoft-ceo-satya-nadella-says-on-new-indian-citizenship-law/details