インド発、次世代ブローカーGrowwの野望 – IPOで企業価値倍増の兆し

インドの金融技術スタートアップであり、ブローカーアプリケーションとして急成長している「Groww」が、初の公開株式売買（IPO）を検討しています。この計画が実現すれば、約6-8 billionドルの企業価値評価を受ける見込みで、これは2021年の3 billionドルの評価額の倍以上です。IPOを通じて、約700 millionドルを調達する予定であり、IPOへ向けた準備は進捗中です。
しかし、投資銀行の選定はまだ確定しておらず、証券市場監視機関への提出は4月を予定し、年末までに上場を目指しているとされています。

Growwは、アクティブトレーダー数1200万人を抱え、インド最大のブローキングアプリになりました。同社の最も近い競合であるZerodhaは、1200万人のアクティブトレーダー数に次ぐ位置にあります。
Growwは直接的な証券取引のほか、資産運用会社や非銀行系金融機関を通した信用提供なども手がけています。2024年までに、同社の運用資産は731 Crルピーに到達しています。

一方で、インドの証券取引業界は、過度な投機を抑えようと厳しい規制に直面しており、新世代のブローカー企業は収益に大きな影響を受けると見られています。これらの状況に対応するために、Growwは取引の際の手数料を課しているものの、口座開設料は無料です。

出典 : https://economictimes.indiatimes.com/tech/startups/stock-broking-startup-groww-in-talks-for-ipo-valuing-it-at-6-8-billion-sources/articleshow/117194001.cms?UTM_Source=Google_Newsstand&UTM_Campaign=RSS_Feed&UTM_Medium=Referral