インド発、ファッション業界を変革するGreenStitchの躍進

インドのバンガロールを拠点とする気候技術スタートアップ「GreenStitch」が、ファションとテキスタイルの業界を対象に$1.2 millionの資金を調達しました。
このラウンドはEquirus InnovateX Fund主導で行われ、Ivycap Venturesなどの早期ステージのベンチャーキャピタル企業、ウォームアップ・ベンチャーズやゼカ・ベンチャーズなどの持続可能性に重点を置くファンドが参加しました。
個人投資家として、Cloviaの創業者Pankaj Vermani氏やNobrokerの創業者Amit Kumar氏も投資を行っています。

同社は入手した資金を使ってチームを拡充し、製品のオファリングを強化することを計画しています。
共同創業者であり最高経営責任者のNarendra Makwana氏は、気候関連の規制が増えつつある中、企業は製品とサプライチェーンの炭素足跡を評価する必要に迫られていると指摘しています。
このプロセスは企業にとって手間がかかり、コストも高いため、Makwana氏とArpit Samdani氏によって設立されたSaaSプラットフォームGreenStitchが支援を提供しているのです。

GreenStitchのプラットフォームは、入手可能な供給チェーンのデータを統合し、データの不足部分をAIと機械学習を用いて埋めます。
さらに、炭素排出量が購買やデザイン上の意思決定にどのように影響するかを評価し、生産開始前に持続可能性を取り入れるためのツールとして提供しています。
Makwana 氏によれば、6か国にまたがる20以上の顧客に利用されており、インドからの収益が約58%を占めているとのことです。
今後1年間で100以上の企業がこのソフトウェアを利用することを見込んでいます。
投資家の注目が集まるインドの気候技術スタートアップが、政策や消費者の関心の高まりとともに成長しています。

出典 : https://startupnews.fyi/2025/01/15/climate-tech-startup-greenstitch-raises-1-2-million-from-equirus-innovatex-fund-others/