インドの宇宙産業が急速な成長、国家プロジェクトにも注目

インドの宇宙技術スタートアップは2014年から2023年にかけて、合計で2億8500万ドル以上の資金を調達しました。IN-SPACeの会長であるパワン・クマール・ゴエンカ氏は、中央政府が州政府と協力し、宇宙のサブシステムの製造促進のためのインセンティブを計画していると述べています。

昨年の同じ日に月の南極に着陸したチャンドラヤーン-3の1周年を祝う全国宇宙デーのイベントで、ゴエンカ氏は宇宙スタートアップの数が200社を超え、5年間で5倍に増加したことを発言。また、同セクターへの投資も20倍に増え、2年連続で1億ドルを超えるマークを突破したと伝えました。

この成長は、2030年までに770億ドル以上の市場機会をもたらすと見込まれており、政府は宇宙ベースの地球観測システムを民間企業と共に構築する提案を募集しています。それに加え、政府は宇宙経済と民間主導の研究・イノベーションに注目し、今年の予算で100億ルピーのベンチャーキャピタルファンドの設置が計画されています。

出典 : https://inc42.com/buzz/centre-working-with-states-on-incentives-to-boost-space-subsystems-manufacturing-in-space-chairman/