インド自動車業界に革命！マルチ・スズキが新エネルギー戦略を公表

インド最大の乗用車メーカー、マルチ・スズキのMD兼CEOである竹内寿志氏は、カーボン排出と化石燃料の輸入を抑えるために、より清潔な動力伝達技術を推進する必要があると述べました。武内氏は、2025年のバラトモビリティグローバルエキスポで、インドにおけるカーボン排出を削減するためには、圧縮バイオガスをはじめとする様々なパワートレイン技術への奨励が必要だと力説しました。

また、マルチ・スズキは最初の電気自動車e Vitaraをオートエキスポ2025で発表しました。この電気自動車は、近くインドで販売される予定です。マルチ・スズキはこのEVを通じて、2026年までにインドの電気乗用車市場でリーディングプレーヤーを狙っています。

武内氏はさらに、政府はバイオ燃料からの排出に関する正確なカーボン会計を支援すべきだと述べ、インドの豊かな農業資源と畜産資源を生かしたバイオ燃料、特にエタノールや圧縮バイオガス(CBG)は、排出削減、エネルギー安全保障の向上、農村部での雇用創出に大きな可能性を秘めていると指摘しました。

インドには3億頭の牛がおり、10頭の牛の糞から1日分のCBGを得ることができるといいます。マルチ・スズキはすでに115のCBG生産施設を運営しており、CBG容量を拡大するために積極的に取り組んでいるそうです。 CBGはCNGと簡単に混合できるため、新たなインフラを必要とせず、利用が進んでいます。

出典 : https://auto.hindustantimes.com/auto/news/maruti-suzuki-advocates-for-multi-pronged-powertrain-technologies-to-curb-carbon-emission-41737514894219.html