インドスタートアップ界に広がる「帰国ブーム」、Zeptoも本拠地移転へ

Zeptoを含むインドのスタートアップ企業が、国内の活性化するスタートアップエコシステムへの参画を目指し、本社をインドに戻す動きに続いています。例えば、GrowwやPhonePeも同様の移転を行っています。
これは、Zeptoが計画していた8億ドルからIPO（株式公開）の規模を10億ドルに増やすことを検討しているという報道の中で起こっています。
このシフトの一環として、ミュンバイに拠点を置くカーナーカート・テクノロジーズ・プライベート・リミテッドがZeptoの持株会社になる予定です。これは、1月9日の国家会社法裁判所（NCLT）の裁定によるものです。
これまでは、シンガポールに拠点を置くカーナーカート・プライベート・リミテッドが親会社でした。Zeptoの2023-24会計年度の収益は、前年度の2,025.70 Crルピーから倍増し、4,454.52 Crルピーに急増しています。
同社のCFOであるラメーシュ・バフナ氏は、このような「ガール・ワパシ」（帰国）は、スタートアップエコシステムにとって良いモデルであり、資本市場への強力な流れを生み出すと発言しています。

出典 : https://www.newindianexpress.com/business/2025/Jan/29/zepto-moves-corporate-base-from-singapore-to-india-ahead-of-ipo