インド発AIスタートアップSuperOpsが市場拡大へ—計54.4百万ドルを調達

インド・チェンナイとアメリカ・ダラスに拠点を置くスタートアップ企業SuperOpsが、Series Cラウンドで2500万ドルを調達しました。このラウンドは、既存の投資家March Capitalが主導し、Lee FixelのAdditionやZ47（以前はMatrix Partners India）も参加しました。これにより、同社の総調達金額は54.4百万ドルになります。

AIの研究開発を拡大し、中堅市場や大企業向けに提供するサービスを拡充するとともに、グローバル市場におけるリーチを広げる計画です。同社はこれまで、小規模・中規模ビジネス（SMB）市場での成功を経て、中堅市場への投入と世界的な展開を最優先としています。

2020年にFreshworksの元幹部でありZargetの共同創業者であるArvind ParthibanとJayakumar Karumbasalamによって設立されたSuperOpsは、プロフェッショナルサービス自動化（PSA）やリモート監視・管理（RMM）ソリューションを提供しています。リモートワークやサイバーセキュリティのリスクが高まる中、ノートパソコンやネットワークに接続された機器の監視・管理・保護を行い、ITチームの生産性を向上させるエンドポイント管理ツールの導入も進めています。

過去1年で、SuperOpsは顧客基盤を3倍に伸ばし、約1300の顧客を抱え世界104カ国で展開しています。北米がビジネスの約70%を占め、イギリスやオーストラリア、ヨーロッパも追いかけます。主にSMB向けのサービスを提供し、さらに中堅企業市場への対応やダラスに新事務所を開くなど、拡張戦略を推進しています。また、AIガイド「Monica」を開発し、MSPのデータセット分析を行うことで、運用効率を最大30%向上できるとしています。

出典 : https://economictimes.indiatimes.com/tech/funding/saas-firm-superops-raises-25-million-from-march-capital-addition-z47/articleshow/117741246.cms