インドの物流を変える最新倉庫、日本企業が新サービス展開

日本の日本郵船ホールディングスのグループ会社であるNXロジスティクス・インディアが、インド東部ベンガルールのホスコーテに新倉庫を開設しました。
この新倉庫では、インドで急成長している急速宅配（クイックコマース）会社の1つ、「Zepto」と協力して運営を開始しました。
Zeptoは、食料品からおもちゃまで、わずか10分で届ける配達サービスを提供する2010年設立のスタートアップ企業です。

新倉庫は総面積16,608平方メートルを誇り、ベンガルール東部の交通網へのアクセスが容易な立地にいます。
主に食品、日用消費材 (FMCG)、家庭用品の保管や流通に用いられ、高い運営基準を維持しながら、商品の受入れや発送、ピッキング、梱包といった業務が行われます。
また、倉庫ではデータ分析を活用して物流のワークフローを最適化し、Zeptoのベンガルール地域での供給チェーンを強化する支援を行っています。

2024年12月9日には新倉庫の開業式が開催され、Zeptoのプレジデントや不動産パートナーの会長、NXグループのインド代表などが出席しました。
NXグループは今後もインドでの物流機能拡大を進め、グローバルネットワークを活用した国際輸送サービスを通して、顧客のビジネス活動強化とグローバル市場における物流企業としての存在感をアピールしていく方針です。

出典 : https://www.taxmanagementindia.com/visitor/detail_rss_feed.asp?ID=31961