インドスタートアップ界の混乱：理事陣の突然の退任

インドのベンチャー企業が直面している統治問題が浮き彫りになりました。ムンバイを拠点とするスタートアップでユニコーン企業でもあるグッド・グラム・グループでは、資金繰りの難しさや給与の未払い、リストラといった問題が発生している中で、理事会を構成するベンチャーキャピタルからの代表者たちが昨年末に相次いで辞任しました。
これは、違法リスクから逃れるためと考えられています。企業側は、理事会の再編成を進める一環として退任があったとLinkedInで発表しています。

また、このような理事の退任はまれであり、スタートアップの投資家が統治と財務の透明性を確保する役割をしっかりと果たすことの重要性を示唆しています。グッド・グラムのこの動きは、教育関連のスタートアップByju’sの理事陣による退任の流れと似ており、スタートアップが急成長する中での経営の難しさを反映しています。
理事会の位置づけは、投資家と創業者の信頼関係の上に成り立つため、透明なコミュニケーションが非常に重要だと、専門家は語っています。

出典 : https://timesofindia.indiatimes.com/india/good-glamm-in-jam-investors-exit-board/articleshow/117764632.cms