2025年インド予算、スタートアップとフィンテックに注力

インドの財政年度2025年の予算が、新時代の技術やフィンテックに高い注目を集めています。これはベンチャーキャピタルコミュニティから肯定的な反応を得ています。特に、スタートアップ向けの追加資金配分や、開発途上国にとって「画期的」なとされる原子力を含む再生可能エネルギー源への取り組みがクローズアップされています。

財務大臣のニルマラ・シタラマンは、スタートアップ向けに新たな「ファンド・オブ・ファンズ」を10,000 Crルピーで導入することを発表しました。このスキームは、スタートアップエコシステムへの投資を行うSEBI（証券取引委員会）に登録されたオルタナティブ投資ファンド（AIF）に資金を提供します。

また、この予算は、フィンテックなどの分野に特別な焦点を当て、金融包摂を促進する政府の意図を示しています。フィンテックファンドの共同創業者の一人は、所得税スラブの見直しや年間12Lakhルピーまでの収入に対する税額控除などが、個人の手元に残る収入を増やし、ローンやクレジット商品の需要を促進すると述べています。これは、フィンテックの成長に不可欠な要素です。

出典 : https://www.entrepreneur.com/en-in/news-and-trends/budget-2025-ups-focus-on-fintech-and-new-age-tech-garners/486498