インドの電子部品産業、自動車分野に進出

インドの大手電子機器製造会社が、成長する自動車部品製造業界へと進出を始めています。
政府のインセンティブとフル稼働を目指す需要を背景に、既存の自動車部品メーカーも事業の多角化を追求しています。
例えば、ディクソン・テクノロジーズやアンバー・エンタープライゼス、エパック・デュラブルズなどの企業幹部は、自動車用ディスプレイやプリント基板(PCB)、プリント基板組立(PCBA)などの製品に注目しており、これらは既存または計画中の製造ラインで生産することが可能です。
また、ルマックス・インダストリーズ、ウノ・ミンダ、ヘラ・インディア・オートモーティブなどのメーカーは、LEDライトの部品製造に特化した政府の製造連動インセンティブ(PLI)スキームの第3ラウンドで選ばれました。
これらの企業は、電子機器と自動車の両方で使われる共通部品としてLEDライトやセンサー、モーター、バッテリーセル、半導体などの製造で多角化を推進しており、最初の生産量は低いため、多様な顧客基盤を持つことが重要だとされています。

出典 : https://auto.economictimes.indiatimes.com/news/auto-components/electronics-firms-rev-up-for-a-drive-into-auto-parts-space/117966125