オラ・エレクトリックの挑戦：赤字拡大を乗り越えるか

インドのEVメーカー、オラ・エレクトリックは、第3四半期における損失の拡大と収益の減少にもかかわらず、グロスマージン（粗利益率）の上昇を強調しました。同社の自動車部門のグロスマージンは、前期よりも20ポイント高い20.8%でした。グロスマージンは、直接費用を差し引いた後に残る収益の割合です。

CEOのバヴィッシュ・アガルワル氏は、2025年1月には大幅なマージンの拡大が見られたことを受け、この傾向が第4四半期以降も続くと予測しています。同社が月間5万台の販売を達成すれば、自動車部門のEBITDA（利益）の損益分岐点に到達することが期待できるとしています。

しかし、実際の2025年1月の販売台数は22,656台であり、今後増加していくことが見込まれています。アガルワル氏は、新型オートバイの発売を予定しており、年末にかけての祝祭シーズンに合わせて販売が伸びると見ています。新型オートバイへの注文数は明らかにされていませんが、「非常に強い反応を受けている」と述べています。

一方で、第3四半期の損失は562 Crルピーに拡大し、収益も前年同期に比べて19.4%低下する1,045 Crルピーを記録しました。さらに、インハウスのバッテリーセルへの移行やコスト削減の努力などで、将来的には利益の改善が期待されています。

出典 : https://yourstory.com/2025/02/ola-electrics-gross-margins-surged-bhavish-aggarwal